:::「今日のみゆき」は、妻みゆきの日記です:::

【2005年7月版】 政治家妻みゆき

07/25
 多くの小中学校で、夏休みが始まっています。

 夏休みの課題といえば、まず自由研究。私も、自由研究のために、セミやメダカを捕ったことを思い出すなぁ。(遠い目・・・)

 でも、都内にいると、「天然の自然」と触れ合うことはそう簡単なことではないようで、自由研究といっても、たいへんです。自由研究の題材を自然に発見するのも一苦労?かもしれませんね。

 だからなのかどうかは知らないのだけど、うちの区には、学校とは別の場所で、夏休みの宿題や自由研究について悩み相談にのってくれるサービスがあります。

 ちなみに、アドバイスしてくれるのは、学校を退職した元教諭の方だそうです。

 先生なら、自分の学校にもいるわけだし(今では夏休みも一定の時間常駐しています)、あえて学校とは別の場所で相談に乗るというのなら、学校以外の社会で活躍していた方に相談に乗ってもらったほうが新鮮でいいと思うんだけどなぁ。

 なんのことはなくて、退職された教育公務員に仕事を斡旋しているのですよね。
07/23
 ついに東京にも強い地震が発生!

 23区内でも、足立区で震度5強を観測しました。ちなみに、うちの区は震度4でした。

 地震当時、うちのだんなさまが滞在していた建物もエレベーターが完全にストップしてしまったそうです。平日に発生していたらと思うと、ぞっとしたそうです。

 それにしても、死者が出なかったのが不幸中の幸いでした。我が家でも、本棚の本が数十冊落ちる程度ですみました。

 ただ、電車の運休によって、交通は一時マヒ状態に。タクシー乗り場やバス停には長蛇の列ができ、その行列が車道に溢れるほどでした・・・

 写真は渋谷駅付近。このバス停の混雑ぶりはちょっと・・・。以前から繰り返し注目していたことだけど、やっぱり帰宅困難者(帰宅難民)対策が、地震における最大の懸案となることが立証されてしまった気がします(→2005年1月17日の日記へ)。

    

 ちなみに、中央防災会議」の最新資料によると(たまたま昨日発表されたばかり!)、もし、東京で直下地震が起きた場合、帰宅困難者の数は東京都内で約390万人、1都3県では約650万人にも達する見込と発表されていました。

 その中には、こんな一節が。(首都直下地震対策専門調査会報告案)

 『大量の帰宅困難者が同時に帰宅行動をとりはじめた場合、駅やバスターミナル周辺に群衆が殺到し、あるいは路上に滞留して、応急活動の妨げになる等の混乱が発生する。

 今日、私は、たまたま渋谷で地震に遭遇したのですが、道路の状態(写真)は、そんな記述の一歩手前の状態だったように思います。

 東京都のサイトに「帰宅困難者心得10か条」があります。参考にしてくださいね
07/21
 うちの区の公共施設は、ほぼ完全分煙。歩きタバコも広く禁止になっています。

 しかし、2年前、健康増進法が施行されてから、いろんな場所で禁煙や分煙運動が広がりましたが・・・全面禁煙の居酒屋がオープンするとは思いませんでした(同ブロック内の他区の話だけど)。

 伝聞に過ぎないのだけれど、この居酒屋さんの人気はなかなか上々のようです。従来の常識や昔からのお客さまのニーズだけに拘って経営していても、発展していかないということなのかもしれませんね。

 というわけで、分煙はかなり徹底されてきたものの、歩きたばこのほうは減っていないじゃないか・・・という厳しい意見をいただくことがあります。たしかに、分煙の徹底が、逆に外での喫煙の増加につながっている地点があることは否定できません・・・

 それにしても、東京のように人口密集&道路が狭い地域において、路上における分煙の徹底(喫煙場所の確保)というのは、本当に難しい課題ですね。
07/19
 うちの区では、環境に優しい商品などを表彰する環境賞を創設してます。今年は2年目です。過剰包装の抑制をテーマに来月10日までノミネート商品をを募集しています。

 去年は、5部門の表彰を行いましたが、今年は3部門に減少。ポスターの女の子も去年より薄着になったし、賞の内容も薄くしたのかしら・・・ (参考→2004年9月4日の日記

 なかでも注目は、「厚着賞」です。

 要するに、過剰包装=「厚着」ということで、環境にやさしくない過剰包装の商品をイヤミで表彰するわけです。

 ちなみに、去年の厚着賞のグランプリは、そうめんやクッキーなどの「贈答品の包装」。準グランプリには、「パソコンのソフトウェア業界」が選ばれました。

 ただ、環境にやさしい包装に努めている「薄着賞」と違い、具体的な企業名では表彰されなかったこともあって、ほとんど話題になることはありませんでした・・・
 (参考→2004年10月19日の日記へ)

 今年はどうなるんでしょう?過剰包装の抑制がテーマなんだし、あまりオブラートに包みすぎると効力が薄れてしまうような・・・こちらも「包みすぎ」は良くないですよねぇ
07/17
 レジ袋削減対策も、万博ぐらい大きなイベントと連動すると、効果がありそうです。

 下のレジ袋の形をしたうさぎは、「エコクーぴょん」。愛知万博をやっている地元のキャラクターです。名古屋市内のお店(参加店のみ)で、レジ袋を断るともらえます。40枚ためると100円に還元してくれるそうです。うちの区の「エコシール」と同じシステムですね。

 この「エコクーぴょん」は、万博内のポイント「EXPOエコマネー」と交換できるのが特徴です。このような大きなイベントと絡めると、それなりの波及効果もありそうだけど、単独ではちょっと・・・

 まぁ、それは、うちの区の現実を見れば一目瞭然でしたね。

 今日は3連休の中日。今日の愛知万博の入場者数は21万人超で最多記録を更新したそうです。なかには7時間待ちのパビリオンもあったそうです。う〜む。
07/15
 「赤ちゃんの泣き声」翻訳機が開発されているそうですね。

 鳴き声から、犬の気持ちを翻訳する「バウリンガル」が発売された時も驚いたけれど、赤ちゃんの泣き声まで翻訳できる時代になの・・・?

 ちょうど、うちの区で「子ども・子育て行動計画」の素案が議論されているところなのだけど、この素案を読んでいても、時代は本当に変わるんだな・・・と思います。子育ても、いまや、どんどん外注化・オートメーション化の時代なのかもしれませんね。

    

 さて、鳴き声翻訳機は、赤ちゃんの泣き声から「悲しみ」「怒り」「甘え」「眠気」といった4つの感情を80%の確率で判別できるみたいです。また、表情からは「驚き」などを含めた5つの感情を85%の確率で読み取ることにも成功しているそうです。すごいですねぇ。

 これで育児ストレスが軽くなるのなら、それはそれで大成功なんだと思うけど・・・こういうところまで機械に頼ることが当たり前になるのかと思うと、なんだかとっても複雑な気分です。まるで「うそ発見器」をつけながら生活してるような感じじゃない・・・?

 筋力と同じで、コミュニケーション能力も使わなければ、確実に退化していくと思います。コミュニケーションから生まれる思い遣りや想像力が、ますます欠けていくのでは・・・?できることなら、子育ては、機械ではなく人間の愛情によって支えあってほしいと思います。
07/13
 小中学校で使う教科書は、地元の教育委員会の会議で選ぶことになっています。最終決定権は、5人の教育委員が持っています。

 うちの区では、8月4日に、来年以降に使用する教科書を決定する会議が開かれることになっています。というわけで、なんだか物々しい動きが起こっています。

 そういえば、4年前も、うちの区が「新しい歴史教科書」を採択するのではないか・・・という噂が立って、日韓双方のメディアが頻繁に取材に来ていました。物々しいデモ隊も出現したし・・・結局、当時は採択されなかったのだけど、さて、今回はどうなるでしょうか?
07/11
 電子投票で行われた地方選挙に対する選挙無効が確定しました(岐阜県可児市)。議員のセンセイ方は、みなさん失職です。

 原因は、電子投票を実施した際のトラブルです。もう2年も前の選挙なのだけど、その際に一時全投票所の機械が故障し、投票しないで帰った有権者が続出したのだそうです。

 ちなみに、最下位当選者と次点者の得票差はわずか35票。僅差で落選した候補者の支援者なら、「もし、電子投票のトラブルさえなければ・・・」と思うのは自然だけど、まさかまさか選挙の無効請求が認められるなんて、予想外のことでした。

    

 その後も、電子投票のトラブルは相次いでます。このままだと電子投票の導入は、一気に後退していきそうですね・・・。 でも、機械は反論しないから、なにか「電子投票」というシステムだけに問題があるような雰囲気になっているけれど、本当にそうなのかなぁ。

 もしかしたら、機械だからこそ、トラブルに気づいたのかもしれないんですよね。手作業だからこそ気づかないままのミスって、たくさんあるような気がします。投票用紙の差し替え・持ち帰りとか・・・

 うちの隣の区では、後日投票用紙を再点検してみたら、票数が違っていて、結局、当選者まで変更になった例もあったしね・・・

 可児市議のやり直し選挙は電子投票にするのかなぁ? 選挙は、お金も体力も気力もかなり消耗します。こういうトラブルが起こらないように、人間に頑張ってもらいたいです。
07/09
 各地住宅リフォーム詐欺が多発してます!

 うちの区でも被害者が発生し、消費者センターが注意を呼びかけています。

 でも・・・スーパーで売っている野菜などとは違って、リフォーム費用はわかりにくいですよね・・・

 いろいろ調べてみると、財団法人・住宅リフォーム・紛争処理支援センターのリフォネットが、とっても参考になります(→リフォーム見積ガイダンスシステム)。

 簡単な質問に答えていくだけで概算見積もりを教えてくれます。国土交通省の研究会から生まれてものを改良していったたものだそうですが、相場がわかると安心ですよね。

 ただし、実際に注文するときは、複数の業者をよ〜く比較したうえで、見積競争してから注文を検討しましょう♪
07/07
 最近、投票率アップと選挙の効率化(経費節約)を進めるために、全国すべての選挙を年1回にまとめてしまおう・・・という提案が出てきたりしてます。


 各地の選挙を常に全国統一で同じ時期に実施にするようになれば、選挙の事務作業も効率化できるし、それが経費の節約にもつながるし、全国一律に宣伝できるようになって投票率も上がる・・・っていう目論見みたいです。

 でも、地方議会だって解散することはあるし、知事や市長・区長さんの場合は、任期途中で突然お辞めになってしまうケースも多々あります。

 1人しかいない知事や市長さんがいなくなれば、どう考えたって、すぐに選挙しなきゃいけないです・・・

 ちなみに、4年に1回行われている統一地方選は、いまでは全国の3割の自治体しか関係しない選挙になってしまいました。

 地方政治家の任期は全員一律4年なのだけど、解散・辞職・失職・市町村合併などがあると、どうしても選挙の時期はズレていきます。う〜ん。難しい問題ですね・・・。
07/05
 東京都議選が終わりました。

 うちの区のトップ当選は、公明党さん。ダントツの票でした。また、全体的に民主党さんの台頭が目立ちましたが、うちの区(定数6)でも、はじめて2議席を獲得しました。

 それにしても、公明党さんは本当に強いですね。東京都議選では4回連続の全員当選。統一地方選を除くと、もう112ヵ月間も地方選挙で無敗!なんだそうです。強い〜

 しかし、自民党さんの結果(当落)には驚きました。盤石と思われていた最有力候補が、予想外の落選。きっと荒れると思っていたけれど、この低投票率&無風の中で、こんな予想を超えた荒れが起こるとは・・・

 今回の投票率は、前回を4.98%下回り、東京都議選史上第2位の低投票率でした。

 ちなみに、過去最低は、うちのだんなさまが都議選に立候補した年のこと。その投票率は、当日の気温より低い数字でした
写真=石原都知事の応援演説。厳戒体制が敷かれた駅周辺


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