▼南蛮漬け▼
 あじ、さけ、かじきまぐろなどを唐揚げにし、揚げたてのうちに南蛮酢にじっくりつけ込む南蛮漬け。

 保存性の高い酢につけているため、お弁当のおかずなどにもぴったりの一品です(^-^)。




■ 材料(2人分)
魚の切り身 2人分
たまねぎ 1個
赤唐辛子 1本
しょうゆ 大さじ1/2
100cc
だし汁 50cc
砂糖 大さじ1
細ネギ 2本
塩、こしょう、
小麦粉、揚げ油
つくり方
魚の切り身はクッキングペーパーなどで水気をきれいにとり、両面に軽く塩こしょうします。
あとで味がつくので下味は薄くしておきましょう。
魚の切り身に小麦粉を均一に薄くつけます。
つける小麦粉が多いと、南蛮酢に漬け込むとき溶けてしまうので薄くつけましょう。また、小麦粉ではなく、かたくり粉を使ってもかまいませんが、小麦粉の方がグルテンが含まれているため、膜を作りやすく、衣がはがれにくいと言われています。
3 赤唐辛子を小口切り、たまねぎは薄切りにします。
4 酢(100cc)醤油(大さじ1/2)出し汁(50cc)砂糖(大さじ1)と、3の材料を混ぜあわせ南蛮酢をつくります。
5 衣をつけた2の魚の切り身を中温で芯まで火を通し、最後に高温でからりと揚げ油を切ります。
6 油を切った魚のから揚げを熱いうちに南蛮酢に1時間くらいつけ込みます。
揚げたての魚は、組織がゆるんで味がなじみやすくなっているので、熱いうちに南蛮酢につけ込みましょう。
7 器に6を盛り、小口切りをした細ネギを散らします。
早いうちから細ネギを入れると酢の中の成分と反応して、ネギの色が変わってしまうので注意しましょう。

南蛮ってなに?


 南蛮という言葉は、一般的に知られている南蛮漬けの方にも、かも南蛮としてもよく知られていますが、かも南蛮で使われている南蛮は「ねぎ」のことを指しています。

 室町時代の終わりにやってきたホルトガル船やスペイン船は、東南アジアを経由したことから南蛮船と呼ばれていました。この南蛮船が運んできたものを南蛮と呼び、調理の方法にもその名を使ったようです。

 南蛮煮という調理法はいろいろあり、とうがらしなどの香辛料のよく効いた煮物もあれば、魚などを揚げてから煮る形、もしくは焼いてから煮る形などもあります。南蛮という言葉は奥深く、その調理法もまだまだたくさんありそうです。




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