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総務庁の調べによると、果物の年間購入量の第一位は「みかん」。こたつで食べるみかんは、とくにおいしく感じるから不思議です(^-^)。
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みかんと栄養 |
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みかんには、風邪予防に効果のあるビタミンCが含まれています。実は、他の果物と比較すると、ビタミンCの量は決して多くありませんが、効率よく摂取できるという意味では、No.1です。
ビダミンCには、壊れやすい性質があります。加熱はもちろん、空気に触れるだけで減ってしまう弱点があり、実際のビタミンC摂取量は、ビタミンC含有量より少なくなってしまいます。
とくに果物の多くは、皮をむく作業に時間がかかるため、壊れやすいのです。その点、みかんは簡単に食べられるものですので、ビダミンCも壊れにくく、効率よく摂取することができます。だから、みかんは風邪予防によい。と言われているのです。 |
みかんとリサイクル |
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みかんがすばらしいのは、栄養だけではありません。みかんの皮の成分には、油と水をまぜる乳化作用などがあり、お掃除の力強い味方になってくれます。
例えば、鉛筆や水性マジックなどのらくがき落としになります。急須についた茶渋は、塩をつけてみかんの皮で磨くと簡単に落ちます。また、皮の煮汁は、畳の黄ばみ防止にも、床磨きにも良いです。
ただ、きいろの色がしみ混む場合もあるので、色素がしみ込みやすい材質のものは、磨かないようにしましょう。色が染み込みそうで恐い場合は、みかんの皮をネットに入れて、入浴剤のように使うと肌にも優しく、香りも楽しむことができます。これも気軽にできるリサイクル活動(リユース・リデュース)ですね。 |
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