東京都現代美術館（その１） この美術館では、食べるあなたまでがアートです？

	今回は、平成７年３月にオープンした東京都現代美術館。江東区の都立木場公園内の一角にあります。

ここには主に1945年以降の作品が収蔵されています。その数は、約3,800点になるそうです。 　そんなにあったっけ？と思ったら、常時展示されているのは、それらの作品の中から選ばれた約140点のみ。年４回ほど展示替えをしていたのだそうです。なるほど。

設計は、東京オペラシティや新国立劇場を手掛けている柳澤孝彦さん。敷地面積23,780�u、建物面積33,515�u、地上３階・地下３階の豪華な建物です。 　ここのパンフレットには「この美術館では、歩くあなたまでがアートです」というコピーが書かれています。建物も芸術作品ということのようです。

館内の常設展示には、それぞれ解説パンフが置かれていて、それなりに勉強になるのですが、外に置いてある作品は、どうもピンとこないものが多くて・・・これも、なんなのだろう？？ 　マスコミや東京都議会で話題になったロイ・リキテンシュタインの「ヘアリボンの少女」は、ほぼ常時展示されています。 　「ヘアリボンの女」は、審議のときに「漫画に６億？」と野次がとんだりと、かなり有名な作品ですが・・・画像でアップできないのがつらいなぁ。

気になる経営状況は、年間の総経費が12億7,000万円に対して、収入が１億5,000万円。 　建設費は415億円。減価償却まで考えると・・・なかなか厳しい状況です。 　そこで、最近、石原都知事の強い要請を受けて、日本テレビ会長の氏家さんが新たに館長に就任されました。今後の展開に注目ですね。

観覧料（常設展）は、500円(大人)。小学生以下は無料。都内の中学生も無料になります。 　また、美術図書館・映像ギャラリー・インターネットは、誰でも無料で利用できます。

東京都現代美術館では、常設展示のほかに、さまざまな企画展示も行われています。 　今回の写真を撮ったときに開かれていた企画は、「横尾忠則・森羅万象」。横尾さんにとって、過去最大の作品展ということで、丸一日いても飽きない数の作品が出品されていました。 　作品の写真撮影は禁止されているので、表の看板だけをアップさせていただきました。10月27日まで開催しています。

開館時間は、AM10時〜PM6時（入館はPM5時30分まで）ですが、金・土曜日は午後8時まで（入館は午後7時30分まで）。 　休館日は月曜日です。

おまたせしました♪ 　ここからが、ようやく本題・・・。

施設の中で、お食事できる場所は２ヶ所あります。 　まずは、地下１階のレストラン「レストラン・MOT」から。なかなか落ち着いたレストランです。

入るとすぐに待合スペースが10席ほど並んでいます。 　混雑しているところは見たことがないけど、かりに混雑しても安心そうですね。

美術館だけに雰囲気はバッチリ♪ 　地下１階ですが、採光は配慮されていて、気持ちよく食事を楽しむことができます。お酒もあります。

店の入口にあるメニューは写真つき。でも、テーブルのメニューには写真がないので、ここでしっかり確認を。 　また、店員さんがおしゃべりをしていて、なかなか注文を聞いてくれなかったのは残念でした。。。

オムライス．900円

本日のオススメランチ 夏野菜カレーヨーグルト風味 900円

オムライスのソースは、デミグラスソース。ご飯はケチャップ味。卵がもう少しとろ〜り半熟ならば美味しいと思いました。 　夏野菜カレーは、かぼちゃ、ピーマン、にんじん、なす、トマトが入っていて、具もルーもボリューム満点。 　ヨーグルトの味がほどよく効いています。好みは別れると思いますが、なかなかオススメです。一度おためしください♪

ただ、ルーのボリュームの割にごはんの量が少なくて、バランスが悪いように感じました。ひよっとして、わたしが「食いしんぼ」なだけ・・・？
（その２）につづく

おもなMENU一覧

「レストラン・MOT」

ハンバーグセット \1,100 煮物定食 \1,200 てんぷら定食 \1,200 深川丼 \1,200 ボンゴレ \950 生ハムサラダ \500 生ビール \450

アクセス

●東京都現代美術館 住所 〒192-8501東京都江東区三好4−1−1 電話 03-5245-4111 WEB http://www.mot-art-museum.jp/ 都営地下鉄・大江戸線「清澄白河駅」徒歩13分 営団地下鉄・東西線「木場駅」徒歩15分 都営地下鉄・新宿線「菊川駅」徒歩15分 ＪＲ東京駅（丸の内北口）・ＪＲ錦糸町駅よりバス