:::「今日のみゆき」は、妻みゆきの日記です::: |
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【2004年12月版】 | 政治家妻みゆき |
12/28 企業・官公庁の多くは、いちおう今日が仕事納めですが・・・ 一昨日に発生したスマトラ沖地震(津波)は、スリランカなどで国家非常事態宣言が発令される大惨事となってしましました。この100年間の中でも屈指の規模ということで、とても心配しています。
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12/27 |
ちなみに、全国の自治体が発注している大気・水質・土壌汚染に関する環境測定分析業務の市場規模は、年間約450億円にも上るそうです。 ダイオキシン測定の場合でいうと、近年、新規参入の拡大などによって、測定業務1件あたりの価格は、50万円前後から20万円程度にまで下がってきています。今回のケースでは、これに対抗(高値を維持)するために、入札前に事前調整を行っていたようです。 「談合は必要悪」とか「競争は安かろう悪かろうを生む」っていう反論もあるけど、でも、 日本の法律は、以前から、そんな業界内のルールは認めてないんですよね・・・ 税金のゆくえは、フェアな基準で決定されるようにならないと、本当に真面目に努力している人が報われない歪んだ社会になってしまいます。ダンピングについては別の手段で正す方法があるし、法令で認められていない種類の「談合」はやめましょう・・・ |
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12/25 |
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12/23 |
「地域再生計画」とは、各地域が自主的に取り組もうと考えている地域の活性化策について、「縦割り行政」の垣根を越えられるように、規制緩和を進める計画。首相官邸が各省庁の抵抗や縦割りと対決しながら進められている新しい改革プランです。 全国的にも、「縦割り行政」を越えて、いろんな計画が認められはじめています。でも、なかには補助金狙いの安易なものもあると厳しい目が向けられていることも事実です。うちの区のは補助金狙いとは違うけど、批判の対象にならないように頑張らないとね・・・・ うちの区の「学校発元気高齢者いきいき計画」は、元気な高齢者やこれから地域に戻ってくる「団塊の世代」を巻き込んで、新たな地域社会活動を創造していこうというもの。そのときに、地域に身近な「学校」の存在を生かすことが計画の主眼になってます。 うちの区では、かなり早くから、区立校の余裕教室を通所介護施設に転用し、その運営を地域の高齢者などが運営するNPO法人(介護保険事業者)に委託・民営化してきた実績があります。その成果が上手に活用できたらいいな、と思っています。 |
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12/21 |
冬至です。冬至かぼちゃ食べました? でも、冬至といっても、東京では毎日12月とは思えない気温が続いてますよね・・・ 暖冬は、冬物商戦やスキー場経営などにマイナスの影響を与えています。でも、その一方で、新潟県中越地震で住居に支障が発生した被災者のみなさんにとってみれば、それが「不幸中の幸い」となってきたケースもあります。
そんな具合で、要望や期待はケースによって人それぞれ。地域の方が行政や政治に対して何を求めるかも、みなさん千差万別なんですよね。すべての方を満足させられるような解決方法というのは、なかなかないわけで・・・今年も、課題が多かったなぁ。 |
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12/19 |
ただ、これらは、基本的に議員やお役人さまにとって、「特に記憶に残る事柄」なので、一般の方からみると、「こんなの10大ニュースに入れるなよ!」と厳しい意見をいただいてしまうことも。なかなか厳しい意見なので、言葉に詰まってしまいます。 今年で言うと、うちの区が提起した住基ネットに関する訴訟(国及び東京都を被告として、住基ネット受信義務確認等を請求する訴え)がランクインしていました。う〜ん・・・
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12/17 |
ドン・キホーテ店内の通路の狭さや圧縮陳列をみていると、きっとこんな事件が発生するだろうなと思っていたけれど、これほどの大惨事が連続するとは・・・ ドン・キホーテは、とにかく商品が安くて喜んでいる人が多いお店です。それだけ来客者数が多いのに、あの通路の狭さは・・・以前から消防法をきちんと守っていないことなどもあって、うちの区でも問題視されたことがありました。 ちなみに、ドン・キホーテの第1号店は東京府中店。その後、うちの区内に第2号店が出店してからというもの、各地でいろんなトラブルが発生してきました(その後、2号店は閉店)。うちのだんなさまのところにも、多数の問い合わせがあったことを思い出します。
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12/15 |
昨日、うちの区で恒例となっている小学生区議会が開かれました。 小学生区議会と中学生区議会は、一年交替で実施されてます(昨年は中学生区議会が行われています)。毎度のことながら、傍聴席がいっぱいに埋まっていました。我が子や教え子の活躍を「ナマで観てみたい!」ってことなんだろうなぁ。 それに比べて、本物の議会の傍聴者数ときたら・・・議会制度の黄昏(代議制そのものが制度疲労を起こしていること)を実感させられています(→昨日の日記へ)。 ちなみに、小中学生区議会は、その昔「子ども区議会」と言っていたのだけど、「中学生に子ども区議会はないだろう」ということで、近年名称が変わりました。そういえば、最近名称・呼称変更になったものって、とっても多いなぁ。 |
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12/13 |
各地で「議会の活性化」という名の取り組みが盛んになっています。 たとえば、(1)演壇を対決型(イギリス型)にする、(2)会議の様子を地域FMやインターネット上に流す、(3)本会議の一般質問を委員会審議のように一問一答形式にする、(4)複数の委員会の開催を同一日時に重ねない・・・といった取り組みが比較的広まっています。 たしかに、傍聴者の立場を考えて議事進行をしているとは思えない、独りよがりな会議って、実は結構多いです。
うちのだんさまは、会議の内容を確認するために、事務局に保存されている収録テープを聞くことが多いのですが、そんなふうに自分が内容を確認する立場(傍聴者の立場)になってみると、議会の進行って不親切だなぁと改めて実感するそうです。 うちのひとの場合は、テープを倍速で聞くことで効率的にチェックしているみたいなのだけど、それでも「一括質疑」の場合には、各々のテーマの質疑が断続的になってしまってチェックしにくくて仕方ないみたいです。 というわけで、議会運営って、実は、議員側の立場でも、かなり不満があったりするわけです。各テーマ単位で質疑応答を進めていけばいいことなのに、あまり傍聴者のことを考えていない審議って結構多いんです。こういうのは大いに改善すべきと思います。
だから、同じ役者さんの中だけで、小さな改革を積み重ねることも大事だとは思うけど、結局は選挙制度や議会参加の制度なども一緒に変わっていかないと、根本的な改革にはつながらないような気がします。 |
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12/11 |
少し前まで、政治家の男女の話というと、不倫や離婚ばかりが話題になっていたことを考えたら、時代は変わったなぁと思います。議員の世代も、昔と比べると、多様になってきて、議員になってから結婚する例が増えてきたということなんでしょうね。 ところで、落選中の高市早苗さんのお相手は、同じ森派の山本拓代議士(福井2区)でした。高市さんは、前回、同じ与党の公明党の支援が得られなくて落選されたと言われていますが、今度は強力な後ろ盾(?)を得て、捲土重来の予定だそうです。
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12/09 |
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12/07 |
日本人の学力(15歳時点の学力)が、また低下していることが明らかになりました。 OECDが2003年に実施した国際学習到達度調査(略称PISA)によると、とくに日本人の読解力や数学的応用力について、大きく順位を下げる結果が出ていました。 以前、うちのひとが議会で学力低下問題を積極的に取り上げていた頃は「そうは言っても日本の学力はまだまだ高い」って意見も多かったけれど、今度ばかりは今までのような「ゆとり教育」だけを推進する方向は間違いだったことがハッキリしたと思います。 文部科学省の方針に振り回されて、それに大人しく従っているうちに、子どもの学力は、どんどん低下してしまいました。義務教育は国家の責任のはずなんだけど、国がほとんど役割を果たさないで利権だけ守ろうっていうのは、時代錯誤のような気がします。 ちなみに、うちの区では、前回の調査以降、習熟度別の指導など積極的な学力向上策がとられるようになっています。都内でも上位の成績を上げているし(→6月13日の日記へ)、この調子で、真に求められている改革を進めていってほしいな。と思います♪ |
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12/05 |
清掃車は1日何往復も収集活動をするのだけど、工場周辺地域との協定もあるので、住宅地のど真ん中にある清掃工場を夜間・早朝に稼働させることはできません・・・。 だから、すべてのゴミを夜間・早朝に収集するのは無理だったし、コストの問題を含め、考えてみると解決の難しい課題ばかりなのです。
ようやく本格的に取り組みが強化されていきそうなんだけど、根本的な解決は生易しいことではなさそう。労使関係ももつれているし、清掃事業の民間委託・民営化についても、早く本格的に検討できないものかなぁと思います(→10月11日の日記へ)。 |
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12/03 |
行政の抱える負債には、いろんな形態があるけど、最近は「隠れ借金」が増えています。「隠れ借金」とは、国債・都債・区債といった形には表れない、隠れた負債のことです。 うちの区でも、表向きの区債残高は減っているように見えるけど、その代わりに、多額の債務負担行為を設定することで、将来負担する実質的な債務はむしろ増えています。 このほか、全国的に厄介な問題になっているのは、土地開発公社が抱える負債です。 お役所では、多くの場合、土地を買うとき、自治体の外郭団体である土地開発公社に依頼して、先行取得するという手法がとられています。これが問題なんですね。
ところが、バブルが弾けて、先行取得した土地が暴落。高値で買い取ったことに対する結果責任が問われることになってしまったわけです。 土地開発公社の借金は、自治体が債務保証をしているので、結局はお役所の負担になってしまいます。議会の正式な議決のないところで勝手に土地を買い、重い支払いだけが残る結果となってしまったのです。 もっとも、後で文句を言ったところで、土地開発公社が既に土地を買ってしまっている以上、嫌でも、その債務は負担するしかないわけなんですけどね・・・ こういう土地の買い方は、そろそろ見直しが必要だと思うのだけど、ず〜っとそのまま。今は機動的に買う決断さえすれば、必要な土地を、適切な価格で購入できるとは限らない時代だと思うのですが、結局、議会を通すと面倒なだけなんだろうな、と思います。 |
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12/01 |
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